惚れ薬2〜彼と甘い薬〜
確かにね。

悪くないと思うの。

「背だって高いし!結菜(ユナ)より頭一つ以上高いじゃん。いくつあるの?」

興奮気味の絵留(エル)。

「185センチ……自称」

「いいなぁ〜。バスケ部の期待の新人らしいよぉ」

「どこ情報よ」

「イケメンはチェック済みなの」

楽しそうに笑う、沙耶(サヤ)。

「…しかし、入学当初から結菜ヒトスジ」

玉子焼きを食べながら、静かに断言した、実喜(ミキ)。
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