白波リズム
普通で平凡で、それなりに日々を生きてた。


水島沙羅
20才の大学2年生の夏。



「「3・2・1、ハッピーバースデー!!」」


時計の針が12時を指した。

すると、パンッとクラッカーが破裂し、私の目の前にケーキが運ばれてきた。



そう、今日は私の20回目の誕生日。



大学の仲良しメンバーが誕生日を祝ってくれた。



「みんな、ありがとー…」


「ほらー、火消して!!」
涙ぐむ私の背中にそっと触れ、じゅりが笑顔で促した。


「…うん。」


火を吹きけすと、またみんな笑顔で「おめでとう」と言い、今度はプレゼントを渡してくれた。



「…みんな本当にありがとー、開けてもいい?」



「もちろんだよ!!」



綺麗に包装されたラッピングを丁寧に剥がした


「…ん?何これ?…ってこれパンツじゃん!?」


男物のパンツだった。


「あはは、驚いたー?」

未来がお腹を抱えながら笑っていた。


「普通に驚くでしょ!!」

「安心して、俺らの使用済みとかじゃないからー。」
洋が他の男たちと肩を組み、おどけた。



「当たり前だよ!!使用済みだったらいらないしー!!」



「まぁまぁ、パンツは置いといて中見てみなよ?」


圭太が私の横に置いてあるプレゼントを指差した。



「え…?まだあるの?」


みんなニヤニヤしながら、私を見つめた。
< 2 / 14 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop