愛しー時に抗うもの達ー
「散歩にでも行くか!」

実を言うと、この時代に来てから大分たつのだが京の街をまだよく知らなかった。

知っているのは、近くの八百屋さんや新撰組の屯所、近くの神社位で行動範囲はとてつもなくせまかった。

千代婆の薬屋からしばらくブラブラと歩いてみた。


秋も深まる今日この頃は、どこも紅葉が綺麗だった。しかも京の街は、活気が溢れ人々が行き交っていた。
それを見ただけで顔は、緩んでいてなぜか暖かい気持ちになった。

皆着物を着ていて、
男の人は髷を結い、
腰には、二本の刀。


< 57 / 60 >

この作品をシェア

pagetop