愛しー時に抗うもの達ー
「ワワワ…;ごめんね…?怪我はない?急いでて、前見てなくて…」
女の子の散乱した小物を拾い集めて渡しながら謝った。
すると、女の子は小物を受け取りにこりと微笑んだ。
「こっちこそごめんね?前を見てなくて…ありがとう!拾ってくれて。」
女の子は、赤い風呂敷にてきぱきと小物を並べて数を数え全部ある事を確認すると風呂敷を結んだ。
「綺麗な簪と櫛だね?」
女の子の持っていたものは、どれも細工が繊細で華美だった。
「そうでしょ?これ、姉さん達の物なの!」
「姉さん?」
「そう、私遊郭で下働きしてるの!お使い頼まれて。」
「そうなんだ!」
女の子は、口振りが大人で落ち着いた雰囲気だった。
「アッ私、急がないと…!ねぇ、またお話しない?あたしの周り同じ年の子が居ないんだ!」
「うん、いいよ!私、鈴っていいます。」
私は、嬉しくなり即答した。
「あたしは、花!よろしくね?
早速、明後日の昼にここに来れる?」
「大丈夫だょ!」
「私、行かないと。
じゃあ明後日。」
そう言うと、走っていった。
この時代での初めての女の子の話し相手。私は、嬉しくて仕方なかった。
誰かにこの喜びを伝えたかった。
女の子の散乱した小物を拾い集めて渡しながら謝った。
すると、女の子は小物を受け取りにこりと微笑んだ。
「こっちこそごめんね?前を見てなくて…ありがとう!拾ってくれて。」
女の子は、赤い風呂敷にてきぱきと小物を並べて数を数え全部ある事を確認すると風呂敷を結んだ。
「綺麗な簪と櫛だね?」
女の子の持っていたものは、どれも細工が繊細で華美だった。
「そうでしょ?これ、姉さん達の物なの!」
「姉さん?」
「そう、私遊郭で下働きしてるの!お使い頼まれて。」
「そうなんだ!」
女の子は、口振りが大人で落ち着いた雰囲気だった。
「アッ私、急がないと…!ねぇ、またお話しない?あたしの周り同じ年の子が居ないんだ!」
「うん、いいよ!私、鈴っていいます。」
私は、嬉しくなり即答した。
「あたしは、花!よろしくね?
早速、明後日の昼にここに来れる?」
「大丈夫だょ!」
「私、行かないと。
じゃあ明後日。」
そう言うと、走っていった。
この時代での初めての女の子の話し相手。私は、嬉しくて仕方なかった。
誰かにこの喜びを伝えたかった。