Hurly-Burly 【完】
あの事件から一週間はダディに付きまとわれた。
どこに行くにもダディのストーカー的執念に
あたしも諦めて一緒に学校に行って帰って
スーパー行ってジョセフィーヌの散歩に
行ってを過ごして飽きるまでダディに付き合った。
さすがに、一週間も経てばいいだろうと
思ってくれたみたいだ。
悪魔2人にはこっぴどく怒られ絞られた。
「・・やっと、解放っ!!」
そして、一週間ぶりにやってきたあの教室では
よっちゃんを筆頭に不良メンバーズにめちゃくちゃ
心配されたけど、快く迎えられた。
「ひーちゃんっ、良かった!!」
「もうこんなことは二度とやめてくれよ。」
「怪我はよくなったのか?」
「やつれたんじゃねぇーか?」
抱擁を交わすとみんな涙ぐんだ。
意外と涙もろいんだなと思った。
「ヒヨリン、早速遊ぼうぜっ!!」
よっちゃんに引っ張られる。
お主は元気だなと思いながら、
ゲームのコントローラーを取った。
「ひーちゃん、何か食いもんいるか?」
「飲み物はなっ・・・」
何気、みんなあたしに会う日を楽しみ
に待っててくれたみたいだ。
「オレンジジュースがいいな。」
待ってましたと言わんばかりに
オレンジジュースをみんなに差し出された時は
さすがにどんだけあたしのこと好きなんだよって
ツッコミ入れた。
「プリンセス気分じゃねぇーの?」
伊織君たちも今日は全員揃ってる。
煙草を学校で吸うなってば。
「よっちゃん弱すぎでしょっ!!」
ちっとも腕を上げてないよっちゃんと
ゲームをしながら手招きされた。
伊織君、そのフェロモン仕舞ってよ。
あたしには無駄な毒素だからな。
絶対に、そのフェロモンに靡かないぞ。