Hurly-Burly 【完】

ジョセフィーヌがようやく休んでもいいぞと

言うことになってジュースを買って土手に

寝そべって脱力した。

どこぞの変質者だよって思われたら困るが、

こう見えて女子高生だ。

「っくう。動いた後はこれに限るなぁ。」

オレンジジュースを飲みながら、

ジョセフィーヌの首を撫でまわす。

『ハニー、らびゅー』

超可愛いのだ。

ジョセフィーヌの甘え方を可愛がるしか

ないぐらいだから。

「ぐへっ、ジョセフィーヌ擽ぐったいっ。」

ジョセフィーヌとらぶらぶしてた。

人はそんなに居ないことをいいことに

愛犬と戯れてた。

「・・・煩い。」

ボソッと聞こえた声に背筋が伸びる。

だ、誰か居ました!?

キョロキョロ見渡すもそんな低い声で

煩いなどという人が居そうになくて

もしかしてあたしの妄想的何かが飛び出て

来たのかもしれないと考え直した。

「ジョセフィーヌ、ボール遊びでもしようか?」

ぐへぐへ言いながらボール遊びを開始する。

へっへってすぐにボールを取ってくる

ジョセフィーヌに始終きゅんきゅんしまくりだった。

「・・煩い。」

まただわ。

何かの幻聴?

もしかして、ここで何かあった人の届かぬ

声があたしに聞こえちゃって・・・

「キャー!!」

あたしの悲鳴は女らしくなどなかった。

「鼓膜が破れる・・・」

だから、さっきから誰だってんだ!!

あたしはお化けなど怖くないぞ。

未練があってこの世に留まってるなら

あたしではなく他の人を脅かしに行けやー!!

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