Hurly-Burly 【完】

そして、驚きの視線が交差する。

ワイワイやってた外野まで黙った。

「あたし、ひよこに生まれ変わる!」

きっと、それが得策ね。

京様の助言ね。

「・・いや、ならなくていいから。」

グレイの髪がさらりと風に攫われる。

「京君、カッコイイね。」

喋ったところ見たのはビックリだよ。

何か、返そうと努力した。

それなのに、ちょっと頬が染まる。

「照れ屋さんなの!?」

まさかの衝撃な事実にキュンとなった。

これぞ、胸キュンなのね!!

クールな上に照れ屋さん。

何というギャップなの。

「それ、止めて。」

京君は左手で口を押える。

うん?

何を止めろと言うんだ!?

「な、何を?」

恐る恐る京君に聞いてみた。

「その顔・・・ック・・」

京様、それ笑ってる?

何、その笑みは!!

何というかビックリだな。

「良かった、京君笑った。

もう大仏様かと思ってたよ。」

全然動かないし、笑わないんだもん。

「ドチビ、どんな技術使った?

ああん?京が笑うだと!!

その必殺技寄こせ。」

「快挙だね。

一年と半年ぶりの記録更新が

終わったとはこりゃたまげた。」

顔を見合わせるド金髪とフェロモン魔人のコンビ。

「おうよ、確かあれは千治が寝ぼけて

言った布団が吹っ飛んだに笑ったんだっけか?」

そのギャグセンスありえない。

寝ぼけても言わないわ!!
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