ユキノカケラ
「ほっといて!」


私はシューズを取るとさっさとレーンの方に向かった。


「ごめんごめん。」


優は笑顔で謝ってくる。

ホント、そんな笑顔されたら許すしかないやん…。


「ふんっ!」


ま、口には出さないけどね!


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