ひょっこりくん


「ミミ~。あなた宛に手紙よ」


手紙?引っ越した友達なんていたっけ?


「誰から?」


「それがね…。差出人不明なのよ」


手紙の裏を見てみると、確かに何も書いていなかった。


「もしかして!ラ・ブ・レ・タ・ー?」


お母さんがニヤついた顔で鼻をつんつんしてきた。


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