ひょっこりくん


「まさか!これから勉強するから、出てって!手紙ありがとっ」


お母さんを閉め出して、もう一度ベッドに座った。

一つ、大きな深呼吸をして封を開けると……




またもやドアの方も開いた。


「誰からだった…?」


「お母さん!」


おーほほほほ、とマダム調(?)に笑いながら、マダムは階段を降りて行った。


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