永遠の愛を君に────…sweetーtime
小林は急に真剣な表情をしたかと思うと上目遣いで俺を見る


「………」


俺は目をそらした


「ね…先生?」


「何だ?」

卓は甘えた声を出す小林を見ずに答えた


「奥さん…忙しそう…先生寂しくないですか?」


「別に〜寂しくないよ」


「へえ〜結婚して良かったとか思ってます?」


「当たり前だろ!」


俺には泉しかいねぇんだ


「私にもその幸せ分けてくださいよ〜」


わざとらしい甘え方…


このままだとこいつヤバいかも…と俺はようやく気付いた





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