永遠の愛を君に────…sweetーtime
「度胸?」


…何考えてんだ?コイツ


「私が誘ってるのに…」


「あ…そうなの?気付かなかったよ〜」


俺はそう言って誤魔化した…


「私の気持ち…分かってくれました?」


目を潤ませて俺を見る


「分かるも何も、俺は結婚してるからさ〜」


「そんなの構いません!」


あ〜めんどくせ〜!


「俺は小林とはそういう風に考えてないんだよ…」


「でも、私、大学入った時からずっと先生のことが好きだったんです」


俺は辺りを見渡した


幸い誰もいない


俺は歩いていた足を止めた




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