永遠の愛を君に────…sweetーtime
帰り道…すれ違う人は皆、俺と花束を交互に見る


「わ〜いいな〜」


女子高生らしき二人組の声が聞こえる


俺は恥ずかしくなって足早に帰って行った


店の中に何組かのカップルがいるのが見える


俺は裏口から静かに入り、二階へ上がった


バタン…


ドアを閉めて花束をテーブルに置く


下の様子見ようと俺は店に出た


「泉!ただいま」


「卓…お、おかえ…り」


「ん?どうした?」


泉が少しおかしく感じた


気のせいか?疲れたんだろうか…





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