脱!? レンタルな関係。+for happy X'mas!+

「え……えっ?」



またまた動揺。



ぎゅっと私を抱きしめてる流川の腕は、顔を上げることも許してくれない。



「イヤだとは言わせねーぞ」



そのままささやかれて、



「あ、いや、」


「言わせねーっつたろ」


「い、いやいや、そうじゃなくて、」


「なんだよ」


「わ、私がプレゼントって……」


「ん?」


「そんなんで……いいのかなって」



自分で言うのもなんだけど、


ほら、私って……幼児体型で?


自信を持って「プレゼントです!」なんて言えるカラダじゃないしさ……。



「も、物足りないんじゃないかと……思いまして」


「ぶ」


「あのさ……。これでも必死で答えてるんだから笑わないでよ……」



ちょっと緩んだ腕に顔を上げてふくれると。



「お前な、」



私を見おろした流川は、



「分かってんのか?」



ん? と首をかたむけて。



「このオレが欲しいって言ってんだぞ? 自信持てよ」



ふん、と笑った。


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