脱!? レンタルな関係。+for happy X'mas!+
「そんな子どもみてぇなことやってられっかよ」
「でもイイと思わない?」
「思わない」
首を振ると、
「あたしはイイと思いますよ」
妹が口をはさんだ。
「そういう子どもみたいなことが何気に嬉しかったりするんですよ、女子って」
「……分かんねーな」
「イイじゃないですか。流川さんだけが仮装するわけじゃないんだから。みんなでやれば恥ずかしくないですよ」
「そうよナオちゃん。やりましょ。あの子のためだと思ってさ。ナオちゃんだって結果的にちんちくりんのこと騙してたことになってるわけでしょ? 彼氏ならそのくらいの詫びを入れるもんだわ」
「……本気なんだな」
「ええ本気よ。楽しいじゃないの。じゃ、決定ってことで」
「……ったく。しょうがねーな」
しぶしぶ了承したオレは、
留美たちがパーティの準備に取り掛かっているあいだ、カエルと並んでソファに座りながらその様子を観察し、
「時間か……。そろそろ行くか」
ヤツらが部屋を出ていってしばらくしてから、自分のマンションへ向かった。