私はあなたにヒトメボレ
「うん♪そうだけど何?」
健はニカッっと笑い自分の部屋に
戻って行った。
「アンタねぇ…(-"-)」
そんな事を言い合っていると
誰かから電話がかかってきた。
「プルルルルル…」
「はい。もしもし」
お母さんが電話に出た。
「あ、はい。こんにちわー」
「はい。こちらもですよーおほほほほ」
「えっ!ご一緒に?どうぞいいですよ」
「はい!はい…」
私はお母さんが誰と話しているかが
全くわからなかった。
誰だろー?と考えていると…
「紗名さぁー」
お姉ちゃん、奈々が話しかけてきた。
「よく、あの高校受かったよね
あたしじゃぁ受からんし
受けたくもないとおもう…」
そう私がこれから通う桜丘高校は
少し頭がよくなくては入れない
高校。私は受験前まではバカだった。
でもがんばって勉強して
受かったんだ。
あと高校は寮生活だから
なんかあるとき以外は
ずっと寮生活。
まぁそれが1番の楽しみだったり♪
「まぁ、よかったね」
「うん。ありがと」