屋上で君と クール君とサボり魔


あたしの頭の中は、この人でいっぱいだ。

貴方のせいで、何も手につかない。

授業だって。


どうしてくれるのよ。


どうしようもないくらい好き。



「誰が美人のお姉さんとどっか行ったの」


「せ、先輩…」



あたしの大好きな先輩。

先輩は、表情ひとつ変えずに、あたしを真っすぐ見据えている。


聞こえてた…さっきの。



「いや…だって………」


「だって…何?」


「先輩…さっき…」


先輩は、意地悪だと思う。

先輩はたまに、あたしが困っているのを見て楽しそうな顔をする。


意地悪。



< 16 / 24 >

この作品をシェア

pagetop