屋上で君と クール君とサボり魔


「どうして僕が他の女と話すのが嫌なの」



低く、甘い、少し擦れた声。

誘うような口ぶりで、あたしに問いかける。



誘導尋問。



あたしにはそう聞こえた。



「そんなの…先輩分かってるくせに」


あたしは背けていた顔を、先輩の方に向けた。


「ひどいです先輩…どうせ言わせようとしてるんでしょ」


その手には乗らない。

先輩はあたしのことなんか…。


どうせ…。


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