Eternity〜秘密の愛〜


意気なり腕を引っ張られ、あたしは体制を崩した。



崩した先には、ほんのあと1㎝くらいでキスしちゃいそうな距離の、翼の顔があった。




「…80とるって、俺と由美の二人の約束な?」


「…は?」



「…(笑)」







ホンっと翼ってワケ分かんない。




「…このままキスしちゃおっか?」



あたしは思いっきり翼から離れた。




「…買い物、行くの手伝って。」



話題を変えようと、買い物の手伝いを頼む。



「チェッ…(笑)
まぁ、手伝ってあげるけど♪」




あたしは困り顔のまま、買い物へ行く支度を始めた……。











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