Eternity〜秘密の愛〜


「よし、帰ろうか。」



あたしの右手をキュッと握って、歩き始める翼。



「うんっ。」




まだ翼の温もりが残る体は、温かくて。


寒さなんて、そんなに感じなかった。




「あと、3日か……。」



そう呟いた翼に気付きはしたものの、ペアリング出来上がりの日のことだと思い、何も言わなかった。




だけど、それを聞いていれば………。







…後悔するのは、全てを知った後…。







もうすぐ近付いている現実に、あたしだけが気付いていなかったんだね……。









< 214 / 373 >

この作品をシェア

pagetop