Eternity〜秘密の愛〜
─何があっても、俺に着いてきてくれるか?──
大きく頷いたのは、俺の大切な人。
いつだって、お互いを信じて生きてきた。
そうじゃなきゃ、毎日を笑顔で過ごすなんて無理だったから……。
『良かったよな。
これで、ホントに幸せになれる……』
心のどこかに、後ろめたさがあった。
あの兄妹と知った日よりも前から。
覚悟はしていたはずだったんだ。
従妹に恋して、一緒に出るコトになって
沢山の不安を抱えた。
安易に3年間を過ごしたわけじゃない。
その中に、どれだけの思いとどれだけの涙があったことか………。