龍と虎に愛されて。

「あっ、そうだ。龍心。間違っても優華に手を出すなよ」


「ハァ?」


「優華は俺の世界一大切な女だから」


「そんなのずっと前から知ってる」


その会話を聞いていた明菜ちゃんは「杉崎君、甘~い!!」と俺を冷やかす。


その隣で、優華は恥ずかしそうに俯いていた。



これから先も、ずっとこの気持ちは変わらない。


俺は優華だけを愛し続けよう。
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