龍と虎に愛されて。
すると、優華は恐る恐る顔を上げてて俺を見つめた。
「あっ、あたしも……――」
「え?」
「あたしにとっても、大虎は世界一大切な人だよ!!」
ギュッと目をつぶり、意を決したようにそう言った優華。
手の震えを一生懸命抑えてまで、優華は俺に気持ちを伝えてくれた。
そう考えると、幸せが溢れて。
「優華、ありがとう」
絶対に離さない。
これから先もずっと一緒にいような。
優華の頭をポンポンッと叩くと、優華は今までで一番の笑顔を浮かべた。
この笑顔をずっと守っていこう。
どんなことがあっても、永遠に……。
俺は優華の小さな体をそっと引き寄せて、優しく抱きしめた。
『優華、愛してる』そんな言葉を心の中で呟きながら。
おわり


