恋人未満なキミとオレ~キミには言えない秘密の想い~
「忘れろ」
そう言ったオレの声に
キミの全てが止まった瞬間
オレは呼び声をかき消した
今だけはどうしても
今だけはどうやっても
キミを独り占めしたかった
間違っているのはたぶんオレ
間違っていても好きなのはキミ
漏れる吐息も 言葉も 蜜も
全て愛しく掬いあげる
抱きしめ合うたび 軋むベッドの上で
強く激しく貪り合った
キミが甘く噛んだ肩の縁が
激しい熱を帯びてオレを焼く
伸びやかにしなるキミを抱きしめながら
甘美な夢はまだ終わらない