☆小悪魔*天然わんこが同居人☆
「…で?告って逃げて帰って来ちゃった、ってこと?」
さっきと同じように、2人でココアを飲みながら、僕は紅に全部あったことを話した。
『…うん。恐くて……美玲ちゃんの反応が』
…正直、もの凄く恐かった。
振られるって、分かってたんだけど…それを聞くのが恐かった…。
足が震えてた…。
でも…
美玲ちゃんには気持ちを伝えたかったんだ…。
…どうしても、
……伝えたかった…。
僕は美玲ちゃんのことが本当に大好きなんだよ。
って…。