☆小悪魔*天然わんこが同居人☆


そう思いながら、黒板に書いてある自分の席を確認する。


『わ、ラッキー♪』


窓側だっ!!


窓側の自分の席に座って、周りを見てみる。


やっぱり知らない人ばっかり…。


チラッと後ろのロッカーを見たとき、バチッと女の子の集団の1人と目が合ってしまった。


げっ、こういう場合は…知らんぷりはダメだよね…?


またさっきみたいに、にこーっと笑ったあと、ひらひらと手を振ってみた。


すると、その女の子の周りにいたみんなが一斉にこっちを見てきた。


『…げっ。』

「「キャー!!名前は?どこから来たの~!?」」

「超カッコいいんだけどっ!!」


げげげっ…。


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