☆小悪魔*天然わんこが同居人☆
誰だ…?
入学して2日。学校の生徒なんて知るわけがない。
みんなの視線を浴びながら、女の子に近づいていく。
「あの…」
もじもじと恥ずかしがってる女の子に、優しく微笑み首を傾げると、「…ここじゃ人いるから」と屋上に連れてこられた。
「…好きですっ、付き合ってください…」
屋上に着き、しばらくすると女の子は言った。
告白、だ…。
『ごめん…』
数秒後、僕がそう言うと、女の子の目に涙が溜まったのが分かった。