*彼、許婚*
俺らが居る店の前を何度も歩き回る女子三人
何時までここに居るんだよ。
なんて思ってると
「ちょっと優」
急に結衣が店に入ってきて
俺に話しかけてきた。
「なんだよ」
「涼太、五十嵐。ちょっと二人と付き合ってきて」
そう言って結衣は九条と心を指差し
『はいはーい』と五十嵐と涼太は答え店を出て行く
そして、俺の目の前にドカッと座って足と腕を組む結衣
俺、何かした?
「あんた、本当に誰も見てないと思ってた?」
「は?」
「人が寝てるのを良いことに...」
呆れる結衣
そんなあなたにはタバコが凄くお似合いです。