俺様王子と貧乏姫様





すると美春ちゃんは、


「もうっ、可愛い紗月ちゃんに上目遣いで見られたら、だめなんてゆえないよぉっ」

といいながら、ぎゅーと抱きついてきた。


「み、美春ちゃんっ、苦しいよぉ」

意外と美春ちゃんの力が強すぎて、美春ちゃんの背中をトントン叩いてみたけれど、


「紗月ちゃん、可愛すぎぃ〜っ」

もっと離してくれなくなりました。




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