社長の息子と恋



「心吾はあなたに似たんだからね!
やっぱり口悪いの移っちゃった…」


「別に今時のガキはこんなもんだろ。
俺にそんな事言うようなら殺すけどな。」


親父の長身と少しキツイ目や性格。
どちらかと言うと俺は父親似だ。


キツイけど二重でそこまでキツイ顔にはならなかったのはお袋の地味な顔のおかげ。
俺は二人を合わせてちょうどいい顔らしい。


俺は結構親父が好きだ。
社長なんてかっこいいし、顔もなかなかかっこいい。
考えも古くさくないし、なんでも楽しそうに聞いてくれて分かってくれる。


< 3 / 131 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop