24/7~キミを想う~【完結】

「今日は先輩と一緒にいるからお腹いっぱいなんです」


「何言ってんのよ。遠慮してるんだったら……」


「いいんです。奢ってもらうのは僕だし、決めるのも僕ですよね?」


生意気なことを言っているはずのユーヤから感じるのは優しさだけで。


「じゃあ今度また違う物奢るから」


あたしはそんなユーヤの優しさに徐々に惹かれ始めていた。


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