24/7~キミを想う~【完結】
「あ、今日一緒だったのね」
アヤが出ていってすぐ、休憩室の扉が開き石塚さんが顔を覗かせた。
石塚さんとはずっとシフトが合わず顔を合わせるのは久しぶりで。
あまりよく思っていない石塚さんの登場にあたしは少し身構えた。
「ねぇ、今日って水嶋さんも一緒?まだ来てないの?」
「先に店に行きましたよ」
辺りをキョロキョロト見渡している石塚さんにそう伝えると、石塚さんが口角を上に持ち上げた。