24/7~キミを想う~【完結】
12月に入り勉強が大詰めにさしかかった頃、あたしは渡り廊下でユーヤの姿を見つけた。
小柄な可愛い女の子と笑顔を浮かべながら喋っているユーヤを見て、胸に熱いものがこみ上げてきた。
あたしとユーヤはもう彼氏彼女という関係ではない。
ユーヤが他の女の子と付き合っていてもおかしくない。
でも、自分以外の女の子がユーヤの隣にいるのを目の当たりにし目頭が熱くなった。
心の中から溢れだしそうになる嫉妬心。
あたしがこんな気持ちを抱くなんておかしい。
ユーヤから手を離してしまったのは、まぎれもない自分自身なんだから。