24/7~キミを想う~【完結】
「先に教室戻りますね」
あたしの頬から手を離しスッと立ち上がると、ユーヤはあたしに背中を向けて歩き出した。
徐々に距離が生まれ、ユーヤの背中が遠ざかっている。
ダメだと分かっているのに。
それなのに、胸の中で言い訳を繰り返す。
最後に。
今日で最後にするから。
ユーヤの笑顔をもう一度だけ見たい。
その笑顔を見れたならきっと今以上に頑張れる気がした。
他の女の子がユーヤのそばにいても、絶対に泣いたりしない。
だから……