わたしはまた恋をする ~年下の彼~
俺は、母さんについて行かなかった。
父さんといる事を選んだのは、信じてたから。
母さんがまたこの家に帰って来るって。
また家族みんなで暮らせる日が来るって。
一人でだって大丈夫。
なんだって一人で出来るよ。だから母さん、心配しないで?
最後に見た母さんの顔は泣き顔で…
俺はそれを思い出しては、夜、ベッドの中で泣きながら神様に祈った。
「母さん…お願いだから帰って来て…」
その願いが叶う事はなかった。
そして俺は、期待する事をやめた。
『永遠に変わらない想いなんて存在しない』
それが俺の…答えだ。