苺みるく。
私はうつむいて

うん、と答えた。



「智哉は・・なんか用?」



智哉は空を見上げた。


グレーの厚い雲の隙間から見え隠れする夜空。



気のせいか空気は澄んでいて


智哉の吐く白い息が



空へ消えていった。



「クッキー、ありがと。」



智哉が上を向いたまま言った。
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