意地悪王子とお姫様
「なっ…なんで…!?」
「そー。なんで、好きなんだよ?」
なんで……。
なんで…って…。
……なんで…!?!?
「答えられないなら、また今度ー。」
そう言って、啓とどこか行こうとする。
「待ってよー!!意地悪っ…。」
なんでなんでなんでー!!!
私が言うと、咲貴君は振り返って私の所に歩いてきた。
「なっ…なんですか…。」
すると、人差し指で私の顎をクイっとあげる。
「……すぐ泣くのは、禁止。」