*Long messerge*上
「なんか…
開放された気分。」

少し
落ち着いたのか
ベンチで一休みしていると、
人の気配がした。

麻燈は、
顔をゆっくりと上げる。

「横いい????」

顔を上げると、
かわいらしい顔をした同年代の少年が立っていた。

「うん」

麻燈は、
少し顔を隠しながら言う。

「じゃあ…」

そのコは、
ゆっくりと麻燈の横に座った。

「名前…」

麻燈は、そのコにゆっくりつぶやく。

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