*Long messerge*上
外泊許可の運命の日。

「早く!!!」

「ちょっと待ってよ」

麻燈は、鏡の前で入念に化粧をしていた。

「何ヶ月ぶりだよ!!!
もう、俺!!!お前の素ッピンになれてっから」

海は、
麻燈をからかう。

「嫌!!!
初めての登校日なんだから!!!
気合入れ!!!」

麻燈は、まだ
ファンデーションを縫ったり
アイシャドウを念入りに、
久しぶりの化粧を楽しんだ。

「あたし・・・・
変じゃない???」

麻燈は、海に聞いてみる。

「可愛いって!!」

海は、ぶっきらぼうに言う。

「もう!!!最悪」

麻燈は、
海を睨み、
制服のスカートを少し整えた。

< 133 / 301 >

この作品をシェア

pagetop