*Long messerge*上
「日向麻燈!!!
スイッチ入りましたぁー」

麻燈は、
海の前でポーズをとる。

「俺も!!!完了」

海も麻燈の横でポーズをとった。

「バカじゃん!!」

そういいながら2人で笑った。

鏡に映った2人には、
病気を背負っている面影なんて一つもなかった。

昔と全く変わらない
ただの麻燈だったのだ。

「お前、
やっぱ元気なのがいい」

海は、ボソッと麻燈につぶやく。

「あれ???
あたし元気だったじゃん」

麻燈もとぼけながら
海に言う。

「そうだな」

海も無理やり頷いた。

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