*Long messerge*上
次の日。

麻燈は、早起きして
海が迎えに来るのを待っていた。

麻燈は、いろんな事を考えながら
いつも通りに化粧をした。

目の下の隈も念入りにファンデで隠した。

「よっしゃぁ」

そう思って、
玄関の外に出て
海を待った。

「いってきマース!!!」

―――ガチャッッ―――

10分ほど待つと
バイクのエンジンを音がかすかに聞こえてきた。

――ブーン――

「あっ…」

麻燈は、なぜだか海が迎えに来てくれる。
それだけでワクワクしていた。

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