*Long messerge*上
次の日。

麻燈は、
家にいた。

病院に、戻る準備をしていた。

今日は、ちょうど。
土曜日。休日だった。

だから、朝から、海が荷物整理を手伝いに来てくれていた。

「いつもいつも、ありがとね。
海くん」

お母さんは、海に微笑む。

「いえ。当然の事なんで…」

海も、お母さんに笑いかける。

「そう、ありがとね」

お母さんは、それだけ言うと、
部屋から出て行った。

「ねえ、
いつもいつも、家に来なくてもいいんだよ。
海も、大変でしょ」

麻燈は、荷物整理をしながら言う。

「いいんだよ。
俺は、これくらいしかできないしっっ…
もっと頼れよ」

海は、麻燈に言う。

「ごめん。
でも、ありがとね」

麻燈は、海に笑いかけた。

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