*Long messerge*上
少し、海の事を思い出していると
純が心配したのか、
「大丈夫???」

と心配してくれた。

「うん」

そういうと、
麻燈は我に返った。

「海ね、いい奴だよ。
話してくれてありがとね」

麻燈は、純にそう話すと、
その空気が嫌になったのか、
自分でも良く分からない気持ちになって、
その場から立ち去りたくなった。

「ねえ、あたし今日用事あるの、
思い出しちゃってさ、
いいかな??」

麻燈は、純に断りを入れる。

「え???用事???」

純は、驚いた顔をする。

「うん。
ごめんね、」

麻燈は、必死に嘘をついた。

――ごめん。
純。

「うん。じゃあ、また明日。
学校でね???」

そう純は、驚いた顔を隠せないまま麻燈に言う。

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