*Long messerge*上
「あっっ…」

そのコスモス畑は、
海とはじめていった思い出の場所だった。

「海…」

麻燈は、
海の洋服の袖を引っ張る。

「どした???」

海は、麻燈の指差す方向を見た。

「また、行こうな」

海は、覚えててくれたのか
笑いながらいう。

「ありがとう」

麻燈と、海は見つめあいながら笑った。

「いいな…」

真央の声がかすかに響いた。

「真央ちゃんと、葵だって…」

麻燈も、笑いながら葵を見た。

「僕は……」

葵は、少し顔を真っ赤にしていた。
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