*Long messerge*上
「麻燈、
用もう終わったの???」

教室に入るなり、
純が笑顔で近寄ってくる。

「うん」

麻燈は、再び素っ気無くなってしまう。

「そっか…
あたしの席、窓際なんだぁ」

純は、
麻燈に作り笑いを浮かべる。

「そっか…」

麻燈も黙って唯に話しかける。

「唯ちゃんは、どこの席???」

麻燈は、後ろを向く。

「あたし…あそこ!」

唯は、自分の席を指差した。

「そっかぁ…」

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