*Long messerge*上
「あたしの席どこ???」

麻燈は、言う。

「あそこ」

唯は、廊下側の席を指差した。

「まぢ???」

麻燈は、その席を見た。

それから、廊下側の席に向かうと
席に着くなり机に顔を伏せた。

うつぶせ状態になっていると
人の気配がしたので、顔を上げてみた。

「ほら」

そこには、ポッキーを手にした唯が前の席に座っていた。

「えっ?」

麻燈は、そんな唯の姿にビックリする。

「どうぞ」

唯は、にっこり笑いながら麻燈に話す。

「ありがとっ」

麻燈もにっこり笑った。

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