*Long messerge*上
麻燈たちの、話がひと段落して、
席に座りかけるなり
教頭が、挨拶をやり直した。

「えっっ……ゴホンゴホンッッ」

妙に、咳き込んで動揺している教頭が麻燈には
やけに面白おかしく見えた。

「まぢっ…ウケル」

麻燈は、小声で笑っていた。

「麻燈、空気読め!」

横で、
純が軽く突っ込みを入れる。

そんな話をしながら、
式もひと段落した。

「これで、入学式を終わります。」

そう教頭が言った。

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