*Long messerge*上
「海、いて……」

麻燈は、海の手を握り締めた。

「じゃあ、どうぞ……」

先生は、
そのまま話を続ける。

「はい、
じゃあ単刀直入に言います」

先生が口を開く。

その言葉を聞いた瞬間。

―――ドクドクドク

麻燈の心臓の音は
緊張でいっぱいになった。

「はい」

麻燈は、
初めて先生の顔を見る。

その時
「あなたの病名は・・・・・」
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