私とアナタと甘い嘘
「では、解散してください」
校長先生の合図とともに、入学式が終わった。
新しい制服に身を包む人は、
なんだかくすぐったい匂いがした。
「理穂ちゃん」
「はい?」
隣の席だった、私のクラスの女の子。
「私、相川 麻奈(アイカワ マナ)。
ヨロシクねっっ!!」
とびっきりの笑顔で、私に笑いかけてくれる。
背は多分私と同じ、163cmで、ショ-トの髪を揺らしながら私に手を差し伸べる。
私も同じように、笑顔で返し、手を差し伸べた。
そして、私の学園生活が始まっていった・・・