ラブ☆シェア

「いってきます」


スーツを着て
髪をセットした珠樹・・・
一段と
男っぽく見える。


私の頬に手が触れて、
唇に軽くキスを
落とし


キャリーバックと
ビジネスバックを持ち
玄関を出る


「いってらっしゃい、
頑張ってね」


笑顔で手を振り送りだす。




私に向けた


珠樹の


この優しい笑顔を、


私が曇らせてしまうことになるなんて・・・









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